絶対に無理なことも、必死でやれば出来る事を見た新年早々だった。
人間の中に、自分を超える神をみた。
*人はそれを奇跡をよんでいる。
それは、新年早々に起きた。
仕事が遅い女の子と話しをした。
自分「どうすれば早くできますかね。」
女の子「早い人は、すごく早いですよ。みんなどうしているんですかね。」
この子は、標準よりもかなり遅かったし出来そうにもない感じの子でした。
おっとりしすぎて、絶対に無理だと思っていた。
数日後、彼女の仕事の記録をみた。
あの日、話をした日の記録だった。
ぶっちぎりのダントツ一位の記録だったのです。
信じられない。
だって、見た瞬間に十通り以上の項目を判断し処理しなければならないのです。
考えたら迷うから絶対にできない、豊富な経験が必要な領域なのです。
それを彼女は、やってのけてしまったのです。
何かの間違いかと思いました。
自分「すごいですね、どのようにやったのですか。」
女の子「必死でやりました。」
この子には、絶対に無理だと思っていたことが!
なぜだ、なんの為に、誰の為に、
もしかしたら、私の為にかと思ってしまいました。
私は彼女の瞳の中に、大きなものを見た。
人間の中に住んでいる神だ。
誰も気が付いていないが、私は見たのです。
いや、見せてもらったのです。
私にも自分を越えることが出来る、神が住んでいるはずだ。
それを、人は奇跡を呼んでいるが私は、人の中にいる神だと思っている。
彼女の輝いている瞳は、語りかけている。
『あなたにも出来る。』
『絶対に無理な事、あなたの中に住んでいる神が成し遂げるよ。』
新年早々、私は神を見た気がした。
必死でやれば出来ることを、見せてくれて
「ありがとう、嬉しかったよ。」
aruno
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