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2016年7月の記事

2016年7月20日 (水)

もう少しで、辿(たど)り着ける。

4年前だろうか、燕山から北アルプス表銀座と呼べれる頂をとおって槍ヶ岳への登山をしました。

燕山(つばくろやま)の山小屋へ辿りつくまでは、冷たい雨でした。
山小屋についた時です。山小屋で隣になった人やストーブを囲んで話していた人達とお話をしました。

「明日も雨らしいけど、みなさんどうしますか。」
ここで、多くの人が下山すると言いました。

そして、朝。

この日は、予想通りの雨でしたが槍ヶ岳まで行くことになったのは、山小屋に宿泊人たちの二割か一割くらいでした。
そこには、単独の山ガールと呼ばれる人もいました。

Img_5975_2


次の山小屋に着きました。確か大天井ヶ岳(おおてんじょうがだけ)の山小屋だと思います。
そこには、前の山小屋で一緒だった人たちもいましたので、話が弾んで楽しかったのです。


そこには、その人がいたのです。身体の脊髄に金具を入れていたのです。
その人が言うには、最初は歩くことがら始めたそうです。その人の話には、力が入っていました。
私はその人は信念の人だと思いました。地方から出てきて小さな会社を経営しているそうです。

私は、その人の生き方に憧れと共感を抱きました。そして、その人を題材してブログを書きたくなりました。

脊髄障害と戦うその人は、2年間カレンダーをめくっていない!その理由は、夢と現実の戦いだった。

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この時の、登山はきつかった。しかし、それよりも楽しかった。それよりも大変に有意義だったのです。 なんせ、雨がふったり止んだり、お日様が出たり、風がでて寒かったりで体力の消耗が大きかったせいもありますね。

*なお、私はまたは、この時いっしょに表銀座を縦走した人たちは、体力がある人達で経験があるひとで、装備はしっかりしていましたね。

目的の槍ヶ岳を克服して上高地への帰りで、途中一緒だった山ガールの人にまたまたすれ違いました。

そこで、大きなザックを背負った山ガールの小柄な女の子が言いました。あの、縦走した頂(いただき)を仰ぎみて、こう言ったのです。

『あそこを一歩一歩と歩いたんだね。こんなきつい思いをしたんだから何だってできるわ。なんでも、一歩づつ歩むしかないんだね。』
『何だって出来るよ。』と誇らしげに話していました。

Img_6026

確かに、きつかったね。一歩一歩と歩くしかないのです。


あなたも私も、歩みを止めなければ何だって出来るのです。

「もう少しで、辿り着ける。」
今日は、こんな事を思い出した。


2016年7月17日 (日)

綺麗な夕日は残酷すぎる

休日の夕方は、ここへ来てしまう。

一日の終わりが、惜しくて来てしまう。
夏は、熱気を吹き去る風が心地よい。
夏の雨上がりの夕暮れときだ。

一日の終わりが惜しい。
あまりにも綺麗な夕日は、残酷すぎる。
だって、感傷的になってしまうからね。

一日の終わりは、今日という日の命が終わるときでもあると感じてしまう。
大切な、一日が終わったと言うことなんだ。

自分は蝉(せみ)の一生をみているのか。
七日の蝉の命、八日目は無いという。

今日は、何をしたんだろうかと思ったら、残酷だわ。
今日という一日が終わると感じたら、残酷だ。

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あまりにも綺麗な夕日は、残酷すぎる。

2016年7月10日 (日)

香り

素敵な香りがした。

ほんの、ほんのわずかな香りでしたが、自分の昔を思い出してしまう香りでした。
あまりのも、わずかの香りでしたので、その香りを追いかけてしまいました。

隣にいた紺色のドレスを着た女性からの香りでした。
普段、なんとも思わないのだが、この時だけは違っていた。

その香りに気づいた瞬間、脳裏には私の故郷の情景が浮かんできたのです。
低い灰色の空に汗を拭き去る風が吹いている。それは若い時の頃の情景。

その香りは、自然の香りではなく人工的に造られた香りで少しの緊張感がある。
自分にとっては、気品気高さを感じさせる香りだと感じている。

その頃、部屋にあったヘアークリーム等の化粧水の香りに似ているが、確かに違う。

しかし、なぜだ。

こんな香りで、昔の自分を思い出してしまうなんて、

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香水は、使うほどにその人に馴染んで、その人にしかない個性を引き出すと言われているが、
そんなことはどうでもよい。とにかく、その香りが気になってしまった。

もしかしたら、その香りに気づいたのは私だけではないだろうか。
そもそも、思いを巡らすことなど、私の他に誰もいないだろう。

なぜ、私は故郷をそれも十代の頃を思い出したのだろうか。
わからない。

しかし、これだけは言える。

その香りは、私をその瞬間だけでも故郷へ引き戻してしまった。
私の中にあった遠い記憶の扉をひらいた。

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ブログ「英雄として死にたい」の事

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    ある昼ドラみたいな平凡な映画が、「英雄として死にたい」のブログを作った。
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