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2015年3月28日 (土)

こんなことを思い出した。

本を読んでいたら、関係無いと思われることを思い出して、涙してしまった。

その本は『自分史の書き方』 立花隆 著である。


こんなことを思い出したのです。

それは、母と父が懸命に力を合わせて仕事している様子でした。

季節は、種籾(たねもみ)を作っている最中でしたから3月か4月でしょうか。
時は、はっきりとは覚えていない。

そこには、青いビニールシートで水を張った小さなプールを作ってそこへお米の種籾をネットに入れてプールに入れます。そして時々水を入れ替えてネットに入れた種籾を引っくり返します。

そこで、はっきりと覚えていることは、夜であり風が強くて雨が降っていて寒かったことです。
そして、落ち葉がプールへびっしりと入っていたことでした。

その時、父と母は種籾が入ったプールの水を入れ替えをしていて同時に落ち葉を取り除いてる様子です。
これは、決して楽な作業ではありません。かなりキツイ作業です。
そして、少年の私も手伝いをしているのです。


どうして、こんなことを思い出してしまったのだろうか?

読んでいた本とは関係無いと思うし、自分のことでも無い。
そして、このことを思い出したのは、久しぶり言えば何十年ぶりかもしれないし、今まで思い出した記憶さえないことでした。


そして、思い出した記憶から感じたことが色々ありました。

私が、こころに感じたことは、
「こんな自分を何とかしなければならない」と言うことでした。

それは、こんなにして父と母は私を育てたことに対してでした。
もし、私があまりのも惨めな私で有ったならば父と母は悲しむだろうし、
それよりも、父と母の人生は何だったと思ってしまったからです。

ならば、父と母の期待にと言うわけでは無いが、これが私たち夫婦が育てた子供だと胸を貼って言わせたいと思う。
また、これは私が何としてでもしなければ成らないことではないかと感じたことでした。

Hyousihana2

そして、少し寂しさを感じたことでした。

その寂しさは、父と母の世界と私の世界が違う気がしたからです。
父と母は、慎ましくながら年老いて生きている。

しかし、私は都会の片隅にひっそりと生きている。
もう、戻れないし戻ることは出来無い。

一人でも生きてい行かなければ成らない。
私には、父と母のような思い出も期待も無いのではないかと思ったら私の人生は何だったのだろうか?
そう、感じとってみたらあまりにも寂しくなってしまった。


ここで、どうしてこの本『自分史の書き方』を読んでと言うより少ししか読んでいないのに、こんなことを感じたのだろうか?

この本のコンセプトは、
自分の人生がなんだったのかを知りたければ、「自分史を書きなさい」であるが、私からすればそれも一つであるが、私としてはこうである。

「これからの自分をどう生きるか」である。

自分の今までの過去を知り、反省しこれからに繋げることである。
私には、まだ時間がある。しなければならないことがある。
それを再認識するだけでも読む価値がある。

私には、この『自分史』と言うものが書けるだろうか!
私の自分史は、自分にとってはキツイ切ない結果をもたらすと思える。
しかし、これで良いとする。

自分に真摯に向き合うことが出来ればそれで良い。
ここから自分の新たな人生を始めるとしよう。

「これからの自分をどう生きるか。」
これが私に与えられた最後の課題ではなかろうか!

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